ハワイ在住の日本人の方へ
「日本の不動産、このままで大丈夫?」と思ったら、まず読んでほしい話

日本に不動産があるハワイ在住の方へ

ハワイ在住の日本人の方向け
日本に残る不動産、気になっていませんか


アロハ ハワイビジネス情報館を運営している小川勝です。

私はハワイで事業を行う一方、日本では東京都千代田区にて不動産会社「株式会社MIRABELL(ミラベル)」を経営しています。最近、ハワイにお住まいの日本人の方から、日本国内にある不動産についてのご相談をいただく機会が増えてきました。特に多いのが、「実家」「相続不動産」「使っていないマンション」「空き家」に関するご相談です。

ご相談内容はさまざまです。

  • 「親が高齢になってきたので、今後どうするか考えたい」
  • 「日本にマンションがあるけれど、長年放置している」
  • 「相続した不動産があるが、管理も売却も進んでいない」
  • 「売った方がいいのか、持っていた方がいいのかわからない」

実際、ハワイに住んでいると、日本の不動産について考えるタイミングは意外と少ないものです。

固定資産税の通知が届く。

管理会社から連絡が来る。

実家の草木が伸びていると親族から言われる。

兄弟との話し合いが進まない。

「いつか考えよう」

そう思っているうちに、気づけば何年もそのままになっていた――。

そんなケースは決して珍しくありません。

ただ、日本国内に不動産を持っていること自体は、悪いことではありません。

問題は、「今どういう状態なのかが整理できていないこと」です。

最近の日本の不動産事情を見ると、この“整理”が以前よりも大切になってきています。

ニュースなどでもご覧になるかもしれませんが、日本国内の不動産市場はエリアによって動きが大きく異なっています。

例えば、東京23区の都心部や人気エリアでは、価格が高い水準で推移しています。背景には建築費の高騰や新築供給の減少、さらに円安によって海外投資家の関心が高まっていることなどがあります。

一方で、地方エリアや人口減少地域では、空き家の増加もあり、「売りたいけれど売れない」というケースも増えています。

つまり、「昔は高く売れた地域」が、今後も同じとは限りませんし、「まだ先でいいかな」と思っている間に市場環境が変わることもあります。

もちろん、「だから今すぐ売りましょう」という話ではありません。

大切なのは、

  • 「今の価値はどれくらいなのか」
  • 「貸した場合の可能性はあるのか」
  • 「持ち続ける場合のコストは?」
  • 「家族でどう考えるべきか」

そうした“現状整理”を一度してみることです。

そして、最近特にご相談が増えているのが、「相続登記の義務化」に関する話です。

  • 「親の名義のまま」
  • 「祖父母名義の土地がそのまま」

というケースは、実は少なくありません。

特に海外在住の場合、日本に帰国するタイミングも限られるため、気づいた時には手続きが複雑になっていた、ということもあります。

また、相続人が増えれば増えるほど、話し合いが難しくなるケースもあります。

だからこそ、

「まだ親が元気だから」

「まだ困っていないから」

というタイミングこそ、一度だけでも整理をしておくことをおすすめしています。

実際にご相談いただく方の多くは50代〜60代の方で、ご両親が80代前後。日本にご実家や投資用不動産、長年使われていない空き家をお持ちというケースが多いです。

もちろん、私たちは最初から「売却前提」でお話はしていません。

  • 「まだ売るとは決めていない」
  • 「とりあえず話だけ聞いてみたい」
  • 「日本に帰る予定はないが状況だけ知りたい」

そんな段階でもまったく問題ありません。

むしろ、そのタイミングで整理をしておくことで、将来の選択肢が広がることもあります。

ハワイに住んでいるからこそ、日本側に相談できる窓口があるだけで、少し気持ちが軽くなることもあります。

私たちは、日本側の窓口として、できる範囲で状況整理や段取りのお手伝いをしています。無理に売却を勧めることはありません。

まずは、「今の状況を整理したい」というお気持ちだけで大丈夫です。

日本国内の不動産について、少しでも気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

小川 勝

日本側での窓口として、できる範囲で対応や段取りのお手伝いをしています

小川勝の人となりや、普段どのような考えで仕事をしているかは、
「九段下通信」でご紹介しています。
よろしければ、そちらもご覧ください。


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