ハワイで銀行口座を開設するメリットについて
ハワイの銀行口座
現在、アメリカの銀行で口座を開設する際は、居住者のみが取得できるSSN(社会保障番号)が必要になるため、短期ビザで入国する外国人は口座を開設できません。
しかし、ハワイは銀行口座開設の制限が比較的優しく、観光客やハワイ在住でない日本人でも口座を開設することが可能です。
私共日本人(特に投資家)にとって一番身近なハワイで銀行口座を開設するメリットについて考えてみましょう。
〇ハワイで不動産を購入した方や会社をM&Aをされた方など定期的な収入がある方は銀行口座を開設して入金口座にすればそちらにドル資産が溜まっていきます。
〇ハワイ州以外で不動産を購入された方やその他投資を行っている方にとっても、ハワイで銀行口座を開設することはメリットになります。
前述の通り、現在ハワイ州以外ではSSN(社会保障番号)が無い方は銀行口座を開設出来ません。従って例えば、カリフォルニア州で不動産を購入したとしても、カリフォルニア州で銀行口座は開設出来ませんので、家賃収入その他はドルで受け取れません。
毎月の収益は最終的な売却金を入金することが出来るのでメリットはありそうです。ドル資産で残しておけば、将来的に不動産投資を行う際にもそのまま利用可能です。もちろんそれまでの間に定期預金に預けることも出来ますし、金融商品を買うことも可能です。
〇何と言ってもドル資産を持つことがメリットになります。今の時代に円資産だけを持つことはリスクが高く、一定の割合でドル資産を持つことはリスク分散の意味からも重要です。
〇日本とは異なる金利での資産運用が可能
アメリカの銀行では、円に比べてドルの方が預金金利が高いケースが多いため、高い金利収入が期待できます。
〇万が一の時は25万ドルまでFDICが補償
日本では、銀行が倒産した場合は1千万円までしか預金が補償されていないほか、外貨は対象外となりますが、アメリカではFDIC(連邦預金保険会社)加盟銀行の場合、預金者1人あたり25万ドルまでに補償されているため、FDIC加盟銀行でドル資産を持っておくと25万ドルまでは資産が保全できます。
おススメの銀行はこちらの2行です。
ファースト・ハワイアン・バンク
1858年創業でハワイでもっとも歴史のある銀行。世界でも有数の金融機関BNPパリバ・グループに所属し、ハワイ州内のほか、グアム、サイパンにも支店を持っています。ダウンタウンのホンテン以外に、ワイキキ中心部のワイキキ・ビーチ・ウォーク近くにあるワイキキ支店に日本語スタッフを配置。通常の銀行業務のほか、投資、保険、リース、相続対策などの幅広い金融サービスを提供しています。
パソコンから銀行口座の管理が行えるオンラインバンキングやスマートフォンまたはタブレットから口座にアクセスできるモバイルバンキングにも対応。米国外在住者の住宅ローン申請も受け付けていて、ハワイに住んでいない人でもハワイの不動産購入が可能です。
バンク・オブ・ハワイ
1897年創業で、顧客数・支店数においてハワイ州で最大規模をほこる銀行。2022年度にニューズウィーク誌の「全米でもっとも信用できる銀行トップ3」に選出されています。また、SMBC信託銀行と提携しており、SMBC信託銀行とバンク・オブ・ハワイ間の海外仕向送金手数料の優遇なども行っています。
またハワイの銀行としては唯一、日本に東京駐在員事務所を有しています。
ハワイでの銀行口座を開設について何かご質問等あればお気軽にお問い合わせください。
上記の2行でしたら、日本人スタッフのご紹介可能です。