【ハワイビジネス情報館】「2026年のハワイ、最大のテーマは“住めるかどうか”。住宅問題と観光の揺れを本気で議論する年」

「いつかはハワイに住みたい」 「ハワイで投資やビジネスをやってみたい」

ハワイが大好きで、 「いつかはハワイに住みたい」 「ハワイで投資やビジネスをやってみたい」

そんな思いを持っている方にとって、かなり重たい、でも絶対に知っておくべき内容の記事が出ています。

2026年のハワイ:避けて通れない3つのテーマ

2026年のハワイ州議会では、

  • 住宅価格の高騰
  • 観光収入の不安定さ
  • 雇用と人口構造の変化 この3つが、避けて通れないテーマになると報じられています。

住宅問題の現実:年収40年分の壁

まず、住宅問題です。 この記事は「数字の話」ではなく、「個人の実感」から始まっています。 州上院議員スタンリー・チャンは、中国からの移民だった父親が、州職員の給料ひとつで家を買えた時代と、今のハワイを比べています。

同じ家を、今の給料で買おうとすると、 フルの年収を40年分積み上げないと届かない。 これが、今のハワイの住宅事情です。

これは特別な話ではありません。 議員本人でさえ、共働きでコンドミニアムは持てても、 家族向けの一戸建ては手が届かないと語っています。

2026年に向けて、ハワイ経済は「軽い景気後退」が予測されています。 その中で、住宅の手頃さ、観光収入の変動、雇用構造の変化が、同時にのしかかってきます。

人口構造の変化:2035年には住民の4人に1人が高齢者に

さらに大きな背景として、人口構造の変化があります。 ハワイ大学の経済研究機関(UHERO)の最新レポートによると、 2035年には、ハワイ住民の4人に1人が65歳以上になります。

特に増えているのが、75歳以上のいわゆる「スーパーシニア」。 医療や介護、長期ケアを必要とする層です。

一方で、働く世代は減っています。 つまり、

  • 支える人が減り
  • 支えられる人が増える この構図が、かなりのスピードで進んでいます。

研究者は、これを「世代間の経済的圧力」と表現しています。 高齢者の問題は、子どもや現役世代に跳ね返り、 働く世代の問題は、将来の高齢者問題につながる。 全部がつながっている、という話です。

州の予算案と経済下支えの動き

州知事ジョシュ・グリーンの補正予算案も、この現実を反映しています。 2027年度の州予算案は約105億8,000万ドル。 前年より増えています。

インフラ、建設、住宅、医療への支出が増え、 約9億ドルの新規債券発行で経済を下支えする構成です。

若手議員のひとりは、自分の選挙区では住民の48%が高齢者だと話しています。 「若い人がいなくなれば、高齢者を支える人もいなくなる」 病院で働く人は誰なのか。 福祉サービスを動かす人は誰なのか。 かなり現実的な問題です。

中間層向け住宅の崩壊と「シンガポール型」の検討

住宅政策については、低所得者向け住宅では一定の進展があったと評価されています。 過去10年で10億ドル以上が投じられ、 低所得者向け住宅の半分は州の支援で建てられています。

ただし、問題は「中間層」です。 中間層向け住宅の供給は、ほぼ崩壊していると議員は表現しています。

そこで出てきている案が、シンガポール型の99年リース方式。 州が関与するコンドミニアムを、市場価格より10〜20%安く提供する仕組みです。 「安いけど無料じゃない」という考え方です。

また、低金利ローン制度の拡充や、 州の住宅ファンドを使った新しい支援策も検討されています。

観光収入の不安定さと雇用の多様化

観光についても、議論は続きます。 観光はハワイ経済の柱ですが、 天候、為替、世界情勢に大きく左右されます。

観光が不安定になると、

  • 税収
  • 雇用
  • 中小ビジネス すべてに影響が出ます。

そのため、州議会では、

  • 違法な短期バケーションレンタルへの取り締まり強化
  • 映画産業やテック分野への支援
  • 雇用の多様化 といった話も出ています。

教育についても、警鐘が鳴らされています。

子どもや教育への支出は、過去10年で減少しました。
研究者は「将来、必ず跳ね返ってくる」と警告しています。 子どもは将来の納税者であり、介護者であり、労働力です。 ここを削れば、未来が痩せ細る、という考え方です。

まとめ:2026年は「事実ベース」で動く年

この記事全体を通して伝わってくるのは、 ハワイが「世代の分断」ではなく、 「世代のつながり」をどう維持するか、という岐路に立っているという現実です。

ハワイ事業買収、ハワイ会社設立、ハワイビザ取得、ハワイ投資ビザ、ハワイE2ビザ、ハワイ移住を考えている方にとって、 2026年は「静観する年」ではありません。

制度、住宅、人口、観光、すべてが動く中で、 どこにチャンスがあり、どこにリスクがあるのかを、 事実ベースで見ていく必要があります。

ハワイは、ただの楽園ではありません。 人が暮らし、働き、老い、子どもを育てる場所です。

ハワイビジネス情報館では、こうした政治・経済・住宅・人口構造の動きを含めて、

「ハワイが好き」 「でも、現実もちゃんと理解したい」 そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。


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