【ハワイビジネス情報館】「ハワイ発の最先端ビジネスに日本企業が注目。出光興産の投資が示す“これからのハワイ”」

「環境」「テクノロジー」「新しい産業」を軸にした、かなり先進的な取り組み


ハワイというと、観光や不動産、飲食ビジネスを思い浮かべる方が多いと思います。
でも実は今、ハワイでは「環境」「テクノロジー」「新しい産業」を軸にした、かなり先進的な取り組みが進んでいます。

その象徴的なニュースが、2025年12月に日本経済新聞で報じられた、出光興産によるハワイのスタートアップ企業への出資です。

出光興産は、海中の二酸化炭素(CO2)を吸収する力を持つ赤海藻「カギケノリ」の養殖技術を開発している、ハワイの新興企業に出資したと発表しました。
この取り組みは、いわゆる「ブルーカーボン」と呼ばれる分野に関わるものです。

ブルーカーボンとは、海藻などの海洋生態系が海中に吸収・貯蔵する炭素のことを指します。
陸上の森林によるCO2吸収とは別に、海を活用したCO2削減手法として、世界的に注目されている分野です。

今回出資を受けたハワイの企業は、赤海藻を養殖する過程で、多量のCO2を吸収することが確認されている技術を持っています。
出光興産は、この技術を活用し、CO2回収・利用、いわゆるCCUのビジネスモデル構築を目指しています。

注目すべきポイントは、「なぜハワイなのか」という点です。
この技術開発の拠点が、アメリカ本土ではなくハワイであることは、非常に象徴的です。

ハワイは自然環境が豊かで、海洋研究の拠点も多く、環境技術や海洋資源に関するスタートアップが育ちやすい土壌があります。
観光のイメージが強い一方で、実はこうした先端分野の実証実験や事業開発が行われている場所でもあります。

出光興産は、100%子会社を通じて今回の出資を行っていますが、実はこの動きは単発ではありません。
2023年には、海洋資源分野のスタートアップに投資するアメリカの企業にも出資し、ブルーカーボン事業の検討を進めてきた経緯があります。
その流れの中で、今回のハワイ企業への出資につながっています。

将来的には、このハワイ発の技術を、日本沿岸地域で展開することも視野に入れていると報じられています。
さらに、バイオ製品分野での培養技術や抽出技術、市場開拓など、幅広い協業の可能性も検討されている状況です。

このニュースは、ハワイ事業買収やハワイ会社設立を考えている方にとっても、非常に示唆的です。
ハワイでは、観光や飲食、不動産だけでなく、
・環境技術
・サステナブルビジネス
・研究開発型スタートアップ

といった分野でも、実際に大企業の資本が入り始めています。

また、こうした事業は、雇用創出や地域経済への貢献という点でも重要視されやすく、
ハワイビザ取得やハワイ投資ビザ、ハワイE2ビザを検討する際の事業内容としても、注目されやすい分野のひとつです。

もちろん、すべての方が環境分野のビジネスをやる必要はありません。
ただ、「ハワイ=観光だけ」という見方から一歩踏み出し、
「ハワイ=新しい産業が生まれる場所」として捉えることで、選択肢は大きく広がります。

ハワイ移住を考える方にとっても、この動きは無関係ではありません。
産業が多様化すれば、働き方の選択肢が増え、地域としての持続性も高まります。
実際、ハワイでは観光依存からの脱却が長年のテーマとなっており、今回のような事例は、その現実的な一歩と言えます。

ハワイが好きだからこそ、
「今どんな企業が、どんな理由でハワイに注目しているのか」
を知ることは、とても大切です。

ハワイビジネス情報館では、こうした現地ニュースや日本企業の動きも含めて、

を検討されている方に向けて、事実に基づいた情報整理とサポートを行っています。「ハワイが好き」という気持ちを、「将来につながる選択」に変えたい方。
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。


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