ハワイで働く人必見!最低賃金が2026年に16ドルへUP!
その背景とリアルな声とは?

現在の14ドルから一気に2ドルのアップ

2026年1月、ハワイ州の最低賃金がついに 時給16ドル に引き上げられます。
現在の14ドルから一気に2ドルのアップ。これはハワイに住む人、働く人にとってかなり大きな変化です。

この記事では、この賃金アップの背景、地元ビジネスへの影響、そして現場のリアルな声まで、わかりやすくご紹介します。

今回の引き上げは、2022年にハワイ州議会で承認された複数年計画によるものです。計画では、2028年までに時給を18ドルにまで段階的に引き上げるとされています。

📈 過去の引き上げスケジュール

  • 2018年:$10.10
  • 2022年10月:$12.00
  • 2024年1月:$14.00
  • 2026年1月:$16.00 ← 次回ここ!
  • 2028年:$18.00(予定)

👍 応援する声

ヒロの「Seaweed Snack Shop」オーナー、マーサさんはこう語ります:

「最低賃金は上がるべきです。人々がハワイで生活を続けるためには、家族を支えるだけの収入が必要です。」

また、「カバ・リパブリック」のアシスタントマネージャー、バージェスさんも:

「給料が上がることで、チームの士気が上がり、職場の雰囲気が良くなります。」

😟 不安の声も…

一方で、地元商工会議所は中小企業や観光・農業・小売といった労働集約型業界にとっては、コスト増加が負担になるのではと懸念しています。

「観光客の減少やサプライチェーンの問題、物価上昇がすでに影響している中で、さらなるコスト増は経営を圧迫する可能性があります。」

時給2ドルのアップは、フルタイムで働くと週80ドル、月320ドルの収入増になります。これは大きな助け!

でも…ハワイの生活費は全米トップクラス。物価の上昇スピードの方が早いという意見も多く、賃金アップだけでは追いつかないという現実も。

ハワイの多くのレストランやカフェ、観光関連のサービス業は、人件費が経営に直結するため、価格の見直しや営業時間の短縮といった対応も予想されます。

特に、ローカル感満載の「ママ&ポップ」なお店にとっては、従業員を増やしたくてもコスト的に難しいというジレンマも。

📊 他の州と比べると?

  • カリフォルニア州:$16.50 → $16.90へ引き上げ予定
  • ニューヨーク州:$15.50 → $16.50(NY市などはすでに$16.50)

ハワイの賃金はそれに匹敵するレベルに。観光地でありながら、生活の厳しさもあるハワイならではの背景が反映されています。

ハワイの消費者物価は、全米平均よりも高い水準で推移。例えば家賃、食費、ガソリン代、すべてが本土よりも高め。

そのため、「最低賃金が上がったからといって安心できるわけではない」と感じるローカルの声もあります。

💡 今後の注目ポイント

  • 2026年:最低賃金$16へ
  • 2028年:さらに$18へ(予定)
  • チップ制度の改正もあり、雇用主は従業員が十分なチップを稼げば、1.25ドル(2028年から1.50ドル)の減額賃金を適用可能に

これからハワイで働きたい、移住したいと考えている方にとっても、最低賃金の動きは要チェック!

収入だけでなく、物価、生活スタイル、雇用状況をトータルで見て計画を立てることが大切です。


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