アラモアナ目の前!ホノルルYMCAの再区画申請、その背景と未来

かつて多くのロコたちに利用されていたセントラルY(中央YMCA)が、
いま注目されている理由

ハワイ・ホノルルのど真ん中、アラモアナショッピングセンターのすぐ向かいにある「ホノルルYMCA」が大きな転機を迎えています。

場所はアトキンソンドライブ沿い。かつて多くのロコたちに利用されていたセントラルY(中央YMCA)が、いま注目されている理由は「再区画(リゾーニング)」の申請。これは不動産の未来を左右する、ちょっと複雑だけど重要な話。

でも、安心してください!今回は、ハワイ好きなあなたに向けて、やさしく・わかりやすく、そして“これからハワイで何が起きるの?”という視点でお届けします。

アトキンソンドライブ401番地にあるこのYMCAは、1951年に建てられた歴史ある施設。5階建ての寮(115室)やプール、ジムなどを備えており、かつては多くの人が健康づくりや仮住まいとして利用していました。

しかし、2015年以降はプールも閉鎖され、施設の老朽化と高い維持コストが問題に。
長年続いていた移行住宅プログラム(トランジショナルハウジング)も今後は段階的に終了していくとのことです。

現在のゾーニングは、高さ制限350フィート(約107m)の「AMX-3」区画。これは2013年に「Aloha Kai Development」という開発計画に合わせて変更されたものでした。

ところがその計画は破談に。YMCAとしては、当時の制限(例えば「住戸数の制限」「低価格住宅の義務づけ」「歩行者アクセスの確保」など)がいまも残っているため、売却しづらい状況が続いています。

そこでYMCAが今回、市のDPP(計画許可局)に申請したのが、元の「A-2中密度住宅」区画(高さ150フィート=約46m)に戻すこと。そして、古いユニラテラル・アグリーメント(再区画に付随する契約条件)を解除することです。

この変更が通れば、将来的にもっと自由な不動産開発が可能になり、売却しやすくなる見通しです。

気になるのは「じゃあ、この一等地に何が建つの?」というところ。

実はYMCA自体は「自分たちで再開発する予定はない」と明言。今回の再区画はあくまで“売却の準備”であり、どんな建物が建つかは、将来の買主次第です。

ただ、注目すべきはこの土地が「トランジット・オリエンテッド・ディストリクト(TOD)」という、公共交通と連動した都市開発エリアに位置している点。すぐ近くには「アラモアナ駅(Koaストリート付近)」の計画地があり、徒歩10分圏内にはアラモアナパークやショッピングセンターも。

つまり、将来的に「高層コンドミニアム」や「商業施設付きの複合開発」などが進む可能性がある、超ポテンシャルエリアなのです!

もちろん、すべてがスムーズに進んでいるわけではありません。近隣のサンセットタワーズの住民からは、「景観が失われるのでは?」「事前通知がなかった!」などの声も上がっています。

ホノルル市のルールでは、通知は建物の管理組合(HOA)に送ればOKとされていますが、「それじゃ足りない!」という声も。

また、YMCAとしても「今のところ積極的な売却活動はしていない」とコメントしており、プロジェクトの行方はまだ不透明な部分もあります。

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このYMCAの事例は、ハワイの都市開発がどう変わっていくかを考えるヒントでもあります。

観光で訪れる私たちには直接関係がないように見えて、実は街の姿や空気感には大きな影響があるのです。

だからこそ、こうしたニュースをちょっとだけでも知っておくと、次にハワイを歩くときの見方が変わるはず。

「このビル、もしかしてあのYMCAの跡地?」なんて会話ができたら、ちょっと通っぽくないですか?🏝アラモアナ周辺の再開発、これからも注目です!


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