ハワイの海を守れ!実は深刻な「汚水溜め」問題って知ってる?
観光客にはあまり知られていない「汚水溜め(Cesspool)」の話を、
わかりやすく紹介します
アロハ!
ハワイといえば、透明度バツグンの海と白い砂浜。だけど、その美しい自然に、今ちょっと気になる“影”が見え始めています。今回は、観光客にはあまり知られていない「汚水溜め(Cesspool)」の話を、わかりやすく紹介します。

汚水溜めってなに?
簡単にいうと、家庭や施設で出る下水(トイレやキッチンの排水)を地面にそのまましみ込ませてしまうシステムのこと。日本ではあまり見かけませんが、ハワイではまだ約88,000基も現役で使われているんです!
そのうち、
- ハワイ島:約50,000基
- カウアイ島:約14,000基
- マウイ島:約12,000基
- オアフ島:約11,000基
- モロカイ島:約1,400基
という数で、特にハワイ島の多さが目立ちます。
実は深刻な海の汚染源…
汚水溜めの多くは、川や海に近い場所にあり、バクテリアや病原体、栄養分などがじわじわと流れ出して、地下水やサンゴ礁、ビーチの水質を汚染しています。
特に深刻なのが、オアフ島の「プナルウ・ビーチパーク」やカウアイ島の「コロア・ランディング」。2024年の調査では、ほぼすべての検査で“水質基準以下”という結果が出たそうです…。

汚水って、どれくらい漏れてるの?
なんと、ハワイ全体で 毎日5,300万ガロン(約2,300万リットル) もの未処理の汚水が流出しているという推計があります。これは想像以上の量!海の透明度に影響が出るのも納得ですね。
ハワイ州とEPAの対策は?
◎ハワイ州は…
- 2050年までにすべての汚水溜めを廃止・交換する計画を発表。
- 危険度の高いエリアを特定して、優先的に対応する取り組みが進んでいます。
◎EPA(アメリカ環境保護庁)は…
- 2025年、ハワイ島とカウアイ島で違法な汚水処理場5カ所を閉鎖!
- でも、EPAの予算カットにより、将来的な監視体制には不安も…。
私たち観光客ができること
もちろん、汚水溜めの撤去は州や政府の仕事ですが、ハワイの海を守るために私たちも意識を持つことが大切!
例えば…
- ビーチでのゴミ捨てをしない
- オーガニックな日焼け止めを使う
- 地元のクリーンアップ活動に参加する
など、ちょっとした心がけが、未来のハワイの美しさにつながります。
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ハワイがいつまでも“楽園”であり続けるために
今のハワイの自然環境は、ちょっとした岐路に立っています。透明な海、サンゴ礁、豊かな生き物たち。そのすべてを守るために、観光で訪れる私たちも「知ること」「選ぶこと」から始めてみませんか?
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