エヴァビーチの開発業者、ラグーン訴訟で約40億円の和解へ!〜12年越しの戦いに幕〜
ハワイ不動産に興味がある方、エヴァビーチ周辺に詳しい方へ
こんにちは!ハワイビジネス情報館のブログへようこそ。
今日は、ハワイ・オアフ島のエヴァ地区で起きた“ちょっと信じられないような長期訴訟”についてご紹介します。ハワイ不動産に興味がある方、エヴァビーチ周辺に詳しい方、そして「こんなこともあるんだ…!」という学びを得たい方にピッタリの内容です。

きっかけはマリーナ→ラグーンの変更!?
話の発端は、エヴァ・ビーチで開発が進められていた「オーシャン・ポイント」と「ホアカレイ・リゾート」という大規模な住宅開発プロジェクト。
当初、この街のシンボルとして計画されていたのはボート用のマリーナ(船着場)でした。ところが、開発業者のハセコ(Haseko Hawaii Inc.)が「ボートスリップ(船を停泊するスペース)の需要が弱い」という理由で、計画を“リゾート感あるラグーン”に変更したのです。
ラグーンはそれなりに美しいですが、家を買った住民たちは大激怒!
「マリーナがあるから買ったのに…!」と住民が訴訟
マリーナ目当てで家を買った約2,900人の住民が、「これは不当だ!」と2013年に集団訴訟を起こしました。
「マリーナがあるって言ってたから家を買ったのに、ラグーンに変えるなんて詐欺だ!」
「マリーナがなければ不動産価値も下がる!」
といった住民の主張に対して、ハセコ側は、
「当初から計画は変更の可能性があるって言っていた」
「ラグーンの方が地域全体の価値が上がる」
と反論。
泥沼の裁判が始まったのです。
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12年越しの争い、ついに終結!
この訴訟は、ハワイ州の裁判を何度も経て、2025年7月にようやく和解が成立しました。
その和解金額はなんと約4,000万ドル(約62億円)!
・うち約2,500万ドルは住民に分配(1世帯あたり約8,600ドル)
・約1,330万ドルが原告側の弁護士費用
・残りは諸経費
住民の多くが「もうこれでスッキリした」とコメントしており、ハセコ側も「この和解は過失の認めではないが、長期訴訟を避けるための合意」としています。
ラグーン vs. マリーナ、どっちが良かった?
実はラグーン自体は人気があり、「Wai Kai Hale Club」など、住民向けのリゾート施設も整備されています。でも、購入時の「マリーナ付き住宅!」という夢を抱いていた人たちにとっては、やっぱり納得いかないですよね…。
この件は、「開発計画が途中で変更されるリスク」「広告やパンフレットの表現の重要性」など、ハワイ不動産に興味がある私たちにとっても大切な教訓になりそうです。

ハワイで不動産を考えている方へ
「ハワイに家を持ちたい!」と思っている方は、こうした開発業者との約束、エリアの将来性、地元の評判などもチェックすることが大切です。
特に新興エリアでは、開発中に計画が変わることもあるので、「最新情報をキャッチし続ける力」が大事です!
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