【最新ニュース】ホノルル市議会がHARTの9億6,800万ドルの予算を可決!
鉄道プロジェクトは次のステージへ

ホノルルの大型インフラプロジェクト「スカイライン(鉄道)」に関する
最新の動き

ハワイ好きの皆さん、こんにちは!
今回は、ホノルルの大型インフラプロジェクト「スカイライン(鉄道)」に関する最新の動きをお届けします。

ホノルル市議会が、HART(Honolulu Authority for Rapid Transportation)の2026年度予算として、なんと約9億6,800万ドルもの予算を承認しました!

未来のハワイを変える大きなステップになりそうです。

まずは簡単におさらい。
HARTとは、ホノルル市が推進する都市型鉄道プロジェクト「スカイライン」の建設と運営を担う機関。ホノルル国際空港からカカアコ方面までをつなぐこの鉄道は、観光客だけでなく、地元の交通渋滞解消にも大きな期待が寄せられています。

ホノルル市議会は、以下の2つの予算を可決しました。

  • 運営予算:1億7,470万ドル
  • 資本予算:7億9,360万ドル(前年度比38.3%増)

この予算は、2025年7月1日から発効予定で、最終的にはリック・ブランジャルディ市長の署名を経て正式決定されます。

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今回の予算増加の大きな理由は、CCGS(シティセンター・ガイドウェイ&ステーション)というカカアコ地区まで延伸する区間の建設契約によるもの。この契約は、ロサンゼルス拠点の建設会社「トゥーター・ペリーニ社」が手がけ、契約総額はなんと16億6,000万ドル。

これは当初見積もりより3億6,000万ドルも高く、将来的に他の鉄道関連プロジェクトが一部延期される可能性も指摘されています。

市議会では市全体の予算に関しても活発な議論が交わされ、特にトミー・ウォーターズ議長の提案する「使われなかった予算の再配分」案に対しては、財務担当部門から慎重な姿勢が見られました。理由は、ホノルル市のAA+の債券格付けに悪影響を与える可能性があるからです。

ラエの住民チュン・ジェームズ氏は、公共予算の使い方について「鉄道はホワイト・エレファント(無駄に大きな存在)だ」と批判。

税金を使っての支出が続けば、地元の人々が生活コストに耐えられなくなると懸念を表明しました。

このように賛否はありますが、「スカイライン」は着実に前進しています。特に観光地カカアコまでの延伸は、観光インフラとしても大きな意味を持ちます。

2026年にはさらに多くの鉄道区間が開通する見通しで、ハワイの都市風景も大きく変わっていくでしょう。

今回の動きは、ホノルル中心部の不動産市場や商業開発にも大きな影響を与えると考えられます。

鉄道駅周辺は今後「トランジット・オリエンテッド・デベロップメント(TOD)」が進み、飲食店、住宅、ホテルなどの投資機会も拡大していくでしょう。
特に、カカアコ周辺のプロジェクトには注目です!

ホノルル市が進める鉄道プロジェクトは、今まさにターニングポイントに差し掛かっています。

ハワイに住む方はもちろん、投資家やビジネスチャンスを探している方にも見逃せないニュースです。
今後もハワイのインフラと街づくりの動きに注目していきましょう!


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