ハワイ島に“緊急事態”!?
ココナッツの天敵「サイカブトムシ」から楽園を守れ!
観光、農業、不動産価値…あらゆる分野に影響する可能性があります。
アロハ〜!ハワイ大好きな皆さんに、今回はちょっとシリアスなお話をお届けします。
今、ハワイ島の西側で「ココナッツ・サイカブトムシ(Coconut Rhinoceros Beetle)」という外来種が急速に広がっており、地元自治体と農業局が本格的な対策に乗り出しました。特にココナッツやヤシの木が被害を受けていて、ハワイらしい南国ムードを支える景観が危機に晒されているんです!
でも、これは単なる景観の問題ではありません。観光、農業、不動産価値…あらゆる分野に影響する可能性があります。

ココナッツ・サイカブトムシってどんな虫?
この虫は、体長約4cmほどの黒くてツヤのあるカブトムシ。見た目はかっこいいかもしれませんが、椰子の新芽を食い荒らす非常に厄介な害虫です。卵から成虫まで植物の腐葉土やマルチ、剪定くずなどの「グリーンウェイスト(有機廃棄物)」の中で繁殖します。
特に被害を受けるのは、ココナッツパーム、ロイヤルパーム、フェニックスパームなどハワイを象徴するようなヤシの木。これが枯れてしまうと、ハワイらしさが失われてしまう…それは観光業やリゾート価値にも大打撃ですよね。
ハワイ郡が“自主協力命令”を発出!
2025年7月1日、ハワイ郡と州農業局は「自主的な協力命令(Voluntary Compliance Order)」を発表しました。これは、被害が報告されたカイルア・コナやワイコロア周辺のエリアで、下記のような対策を3か月間(~9月30日)行ってください、という呼びかけです。
✅ 協力のポイント
- マルチ、ウッドチップ、剪定くずなどの有機廃棄物を区域外に持ち出さない
- パーム類の苗木や植物を移動させない
- グリーンウェイストは必ず指定施設で処理する(131°F以上で加熱処理)
- 堆肥は冷めると繁殖地になるため、定期的に温度確認を!
対象エリアには、ワイコロアロードやママラホアハイウェイ沿いの地域、そしてカイルア・コナの沿岸部が含まれます。
えっ?そこまでしないといけないの?と思った方へ
実は、このサイカブトムシは一度広がると「完全な駆除」がほぼ不可能になることで知られています。かつてグアム島でも同様の被害があり、経済損失は数億ドルにのぼりました。
今回の措置は「早期対応」こそが最大の防御、という考え方から。今止めなければ、ハワイ島全体、そして他の島々へと被害が広がってしまう恐れがあるのです。
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私たち観光客や不動産投資家にもできること
もしあなたがハワイ島に別荘や投資物件をお持ちなら、管理会社や庭師がグリーンウェイストをどのように扱っているかをチェックしてみてください。
また、移住を検討している方、不動産投資を進めている方も、こうした「環境リスク」や「行政の取り組み」にも目を向けることで、物件の資産価値をより深く判断できるようになります。
まとめ:楽園を守るのは、私たち一人ひとりの意識
ハワイの自然は本当にかけがえのない宝物です。見た目の美しさだけでなく、農業や観光、そして文化そのものが、この豊かな自然に支えられています。
今回の対策は、行政だけでなく、住民・訪問者・投資家・ビジネスオーナーなど、すべての人が「ちょっと意識するだけ」で大きな成果が期待できる内容です。
あなたのハワイ愛で、ぜひこの美しい島を一緒に守っていきましょう!
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