【ワイキキに新名所誕生!】カハワイ・チャペルでロマンティックなハワイウェディングを

日本企業とハワイの老舗ホテルグループのパートナーシップ

アロハ!
ハワイ好きのみなさんにとって嬉しいニュースです。
ワイキキの「アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート」に、新しいウェディングチャペル「カハワイ・チャペル(Kahawai Chapel)」が誕生しました!

このチャペル、オーシャンビューの絶景を背景に愛を誓えるという、まさに夢のようなロケーション。

そして何より注目なのが、このプロジェクトが日本企業とハワイの老舗ホテルグループのパートナーシップによって生まれたという点です。

カハワイ・チャペルをプロデュースしたのは、日本の「ツカキログノート・ハワイ社(Tsukaki Lognote Hawaii Ltd.)」と「アウトリガー・ホスピタリティ・グループ(Outrigger Hospitality Group)」。

これまでハワイのアウトリガー系列ホテルにはウェディングチャペルがなかったのですが、「日本からのカップル需要を満たすにはチャペルが不可欠」との思いから、このプロジェクトが始動。

チャペルは旧「オーシャン・ハウス・レストラン」の跡地に建設され、白木を基調としたナチュラルな内装、そして祭壇の向こうに広がるパノラマの海の景色が最大の魅力です。

ハワイ州の統計によると、パンデミック以降、日本からの観光客はなかなか戻ってきていません。

  • 2025年1月〜4月:日本からの訪問者は21万6,290人(前年同期比−3.4%、2019年比−56.3%)
  • 日本人による結婚式需要は回復途上で、ウェディング目的の訪問者も減少中(2025年4月:前年比−24.3%)

この数字の背景には、円安や米国のインフレなどが影響していますが、“ハワイで結婚したい”という気持ちは根強くあるのも事実。

そこで、新しいチャペルを開くことで**ロマンス市場(ウェディング・ハネムーン旅行)を再活性化しよう!**というのが今回のプロジェクトの狙いなのです。

チャペルの開業に際して、アウトリガー社の幹部たちはこう語っています:

「かつて年間1万6,000組もの日本人カップルがハワイで結婚していました。日本市場の力は絶大です」

また、米国本土のカップルにもハワイは人気。
そのため、カハワイ・チャペルはアメリカ国内と日本の両市場をターゲットにマーケティング展開をしていくとのことです。

価格設定も市場ごとに柔軟に調整できるようになっていて、“特別感”や“カスタマイズ”を重視するカップルに向けた設計となっています。

意外な障害となっているのが、ビーチでの写真撮影規制

ハワイでは商業目的のビーチ撮影に対する規制があり、撮影許可を得るのが難しい状況。
その点、今回のチャペルはオーシャンビューなので、屋内からの絶景撮影が可能という点でもアドバンテージがあります。

チャペル名: Kahawai Chapel(カハワイ・チャペル)
場所: アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート 1階
住所: 2169 Kālia Rd., Honolulu, HI
面積: 約4,000平方フィート(チャペル、控室、ブライズルーム含む)
収容人数: 最大40名(着席)
式の時間帯: 9時/11時/13時/15時/17時/19時(1日6組対応)
設計: MKC Hawaii & G70 Design

「ハワイ挙式って高そう…」と思うかもしれませんが、アウトリガー社のオジリ副社長によると:

「伝統的な日本の結婚式と比べて、ハワイ挙式はコストパフォーマンスが高いケースも多い。何より一生の思い出になる特別な体験です」

実際、ハワイ挙式では平均して8〜16人のゲストが同行し、その滞在中にホテル、レストラン、アクティビティを楽しむことで、ハワイの観光業界全体にも恩恵があるとされています。

JTB Hawaiiの社長・久保徹也氏も今回のチャペル開業に立ち会い、こうコメントしています:

「ウェディング・ハネムーン市場は、私たち観光業界にとっても重要なセグメント。新しい施設ができたことで、ハワイの魅力を改めて日本に伝えやすくなりました」

パンデミックを乗り越えて、ようやく動き出したハワイのロマンス市場
その第一歩が、この「カハワイ・チャペル」なのかもしれません。

今後、ハワイでの結婚式を考えているカップルや、ハネムーン先を探している方には、このチャペルはまさに“行く価値あり”の新スポットになるでしょう。

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