【現地レポート】ヒルトン・ハワイアン・ビレッジが128億円規模の
大改装!“ワイキキ最大級リゾート”が進化中
ホテル投資や観光ビジネスのM&Aを検討している方には、
特に注目してほしい動きです
「いま、ハワイ最大のホテルが静かに生まれ変わっている——次なる観光・投資の中心地はここかもしれない。」
ハワイ・ワイキキの象徴ともいえる大型リゾート「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」が、総額8,300万ドル(約128億円)を投じた大規模改装プロジェクトの第1フェーズを完了したと発表されました。
2026年の完了を目指して進行中のこのプロジェクトは、ポストコロナの観光需要回復を見据えた“再投資の象徴”。
ホテル投資や観光ビジネスのM&Aを検討している方には、特に注目してほしい動きです。

1. レインボータワーの客室を段階的に刷新
改装の中心は、リゾート内でもランドマーク的存在のレインボータワー。
- 第1フェーズ(2025年第1四半期終了):客室の約半数を改修+12室を新設
- 投資額:4,100万ドル(約63億円)
- 第2フェーズ:2025年第3四半期開始、14室を新設予定
- 完成時(2026年第1四半期):総客室数は822室に
施設全体の魅力アップと収容力の強化が狙いで、客単価・滞在日数の向上を見込んだ再構築が進んでいます。
2. 運営はパーク・ホテルズ&リゾーツ、同社最大の資産として位置付け
このプロジェクトを推進するのは、米国大手REITのパーク・ホテルズ&リゾーツ(Park Hotels & Resorts)。
- ヒルトン・ハワイアン・ビレッジは同社のポートフォリオ中最大の収益資産
- 今後の成長・価値創出の核と位置付けており、再投資の優先順位が非常に高い
このことは、今後ハワイ全体のラグジュアリー宿泊市場の中核としてのヒルトンブランドの強化を意味します。

3. 敷地内に「新タワー」建設計画も進行中
さらに注目すべきは、レインボータワーとは別に新設される予定の「AMBタワー(仮称)」プロジェクト。
- 現在、行政からの最終承認取得を年内に目指す段階
- ワイキキ最大級のリゾートに、さらに新たな宿泊施設が加わる可能性
- 投資対象としての注目度がさらに上昇
土地の希少性が高いワイキキにおいて、新規建設計画が進んでいること自体が“攻めの証です。

4. ハワイ島「ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ」でも同時進行の改装
- パレスタワーの改装に**6,800万ドル(約105億円)**を投入中
- 2026年第1四半期の完成予定
- 客室数は414室へ(+14室)
つまり、ヒルトンはオアフ島・ハワイ島の両軸で再投資を強化中。これはハワイ全体のホテル再開発の流れにもつながります。
5. 投資家・M&A視点での注目ポイント
✅ ポートフォリオ拡張を狙う国内・アジア系投資家にとっての“比較対象”
→ 他ホテル物件取得時に、ヒルトン改装後との競争力比較が必須
✅ M&Aターゲットの“ブランド価値評価”にも影響
→ “ビレッジ全体が再評価”されれば、周辺物件の価値も連動して上昇
✅ ホテル関連のサプライチェーンM&Aにも波及
→ 建築・管理・清掃・リネンサプライなどの間接ビジネスチャンス
まとめ:ヒルトンの動きは、ハワイ観光・不動産市場の“先行指標”である
- 総額128億円の改装は、単なる老朽化対策ではなく「成長への攻め」
- 観光需要の本格回復を見据えた、ブランド価値の再構築
- M&Aや不動産投資を検討するなら、この“再投資の流れ”を無視できない!
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